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震災で卓越した耐震性を発揮した

ツーバイフォー工法

日本にツーバイフォー工法が本格的に導入されてから46年。地震や火災に強いツーバイフォー住宅は着実に信頼を積み重ね、2020年3月、着工戸数の累計が300万戸を超えました。この間に阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などの大きな地震を経験しましたが、いずれにおいてもツーバイフォー住宅の被害は少なく、卓越した耐震性能を発揮してきました。

01Feature

2×4の特徴

耐震性

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

ツーバイフォー工法は
「床」や「壁」などの
「面」で支える「面構造」

ツーバイフォー工法の大きな特徴は、「床」や「壁」などの「面」で建物を支える「面構造」であることです。ツーバイフォー工法の建築基準法上の名称は「枠組壁工法」というように、ツーバイフォー工法は、床や壁などの各面が構造用製材でつくった「枠組み」に「構造用面材」を接合した強度の高い「版」(ダイアフラム)になっています。

頑強な「六面体構造」(箱構造)で
耐震・耐火・省エネ性を発揮

ツーバイフォー工法の建物は、強度の高い「床版」・「壁版」など「版」を組んでできる頑強な「六面体構造」(箱構造)。地震や台風などの外力を家全体に分散させます。また、「六面体構造」は気密性も高く、優れた耐火性・省エネルギー性・遮音性などを発揮します。

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

剛性の高い床版・壁版による
六面体構造で地震力を分散

剛性の高い床版・壁版などを組んでできる強固な「六面体構造」(箱構造)によるツーバイフォー工法の建物は、地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散させるため、外力に対して抜群の強さを発揮します。また「六面体構造」は、地震で発生する縦揺れ・横揺れのどちらにも強く、ネジレや変形を抑えることで、建物の全半壊を防ぎます。

    • 提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

熊本地震の際は97%が「被害なし」及び「多少の被害」

熊本地震は震度7が2度も発生した大地震でした。その前震・本震以降も、震度5以上の余震が多発し、建物は強い揺れを何度も受けましたが、ツーバイフォー住宅は「被害なし」「多少の被害」の住宅が97%以上を占めました。

熊本地震

●2016年(平成28)年4月16日(本震)発生
●M7.3,最大深度7、震源の深さ12㎞
●横ずれ断層型で、M6.5・震度7の前震(4月14日)の28時間後にM7.3・震度7の本震が発生し、その後も大小の余震が多発した
●家屋全壊8,697棟、家屋半壊34,037(平成29年4月消防庁)

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

  • 「一部損壊」とは、多少の補修は必要な被害が発生したもので、補修をすれば元通り使用できる程度のもの。
    「多少の被害」とは、壁紙にしわがよったり、少し裂け目が入ったり、家具の落下等により床材が一部分傷つくなどした程度の被害が生じたもので、当面そのまま居住してもほとんど支障はないもの。
震災後に寄せられたお客様の声
「ツーバイフォーの家の強さを実感」

前震、本震と2度の大地震によりブロック塀は倒れ、電柱は傾き、周辺の建物は壊滅的な被害状況であった。そのような状況下で、無傷といっても過言ではない状態のわが家を見ながら「この程度の被害で済んだことが信じられない。ツーバイフォーの家にして本当によかった。」とつくづく感じた。数年前まで暮らしていた建て替える前の建物であったならば、ひとたまりもなかったことは、周囲の状況が物語っていた。周りの皆さんへの申し訳ない気持ちとツーバイフォーで建築したことに安堵する気持ちが錯綜した。

熊本県益城町在住の方談

02Feature

2×4の特徴

耐火性

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

ツーバイフォーは
火災・地震保険が割安

火災保険は建物の構造区分により、耐火構造のT構造、非耐火構造のH構造、共同住宅のM構造(マンション構造)の3区分。地震保険は2区分となり、耐火構造などのイ構造と非耐火構造などのロ構造に分かれます。イ構造にはT構造とM構造が含まれます。ツーバイフォー住宅の一般的な仕様である「省令準耐火構造」(住宅金融支援機構基準)の住宅はT構造(耐火構造)となり、H構造(非耐火構造)に比べ保険料が割安になります。

火の通り道をふさぐ独特の「ファイヤーストップ構造」

ツーバイフォー工法は、火の通り道となる壁や床で枠組材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断。上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。また床根太、枠組材などが一定間隔で組まれている床や壁の内部構造は、防火区域がいくつもつくられているのと同じ状態です。この一つひとつの区画によって火の進行はさらに遅くなります。火災時に防火被覆(石こうボード)が万が一突破されても、二重三重の防火機能をもつ「ファイヤーストップ構造」によって延焼をくい止めます。このようにツーバイフォー住宅は火災時の被害を最小限に抑えます。

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

03Feature

2×4の特徴

断熱性

ツーバイフォー住宅は
高気密・高断熱

ツーバイフォー住宅の独特の「六面体構造」は気密性が高く、優れた断熱性を発揮します。またツーバイフォー住宅では、外気温の影響を受けやすい外壁は、熱を伝えにくい「木材」で作られた「枠組み」に構造用面材(屋外側)と石こうボード(室内側)が張られ、その内部に断熱材が施されます。さらに最上層の天井、1階床内部にも断熱材を効果的に施し、建物全体を断熱材ですっぽりと覆うことで、断熱効果を一層高めています。

04Feature

2×4の特徴

遮音性

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

ツーバイフォー住宅は
気密性の高い「六面体構造」で
遮音性を高める

ツーバイフォー住宅は、独特の「六面体構造」で気密性が高いことや、壁自体が構造用面材や断熱材、石こうボード、外壁材などさまざまな素材によって形成される多重構造であることなどにより、家の内外の音の出入りを抑える優れた遮音性を備えています。

05Feature

2×4の特徴

耐久性

提供:一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

湿気を構造躯体に入れない
工夫の数々

結露は室内外の温度差や、温度の急激な変化などによって起こります。結露は木材の腐朽の原因となるだけでなく、カビの繁殖など、住まいにさまざまな悪影響を及ぼします。ツーバイフォー住宅は壁内の断熱材が室外と室内の温度差を緩和し、結露が発生しにくい構造であることに加え、軒裏換気を設けるなど、有効な換気方法を採用しています。